英国王室御用達ブランドとして知られるオートグリム。その中でも「ビニール&ラバーケア」は、車の内装メンテナンスアイテムとして注目されています。しかし、実際のところその評価や具体的な使い方が分からず、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
ネット上のレビューや口コミを見ると、ダッシュボードのプラスチック部分の傷消し効果が話題ですが、タイヤへの使用感や、レザーケアバームとしての代用は可能なのでしょうか。また、どこに取扱い店があるのかも知りたいポイントですよね。この記事では、ビニール&ラバーケアに関する様々な疑問を解消し、その実力を徹底的に解説します。
- 製品の全体像とSNSでのリアルな評価
- 初心者でも簡単な使い方と艶を調整するコツ
- レビューで話題の傷消し効果や香りに関する注意点
- タイヤやレザーなど他素材への応用範囲と専用品との違い
英国王室が認めたオートグリム ビニール&ラバーケアとは

- SNSでの高い評価とブランドの歴史
- 基本的な使い方と艶を調整するコツ
- ダッシュボードの傷と香りの口コミ
- 主な取扱い店と価格について
SNSでの高い評価とブランドの歴史

オートグリム ビニール&ラバーケアは、多くのカーケア愛好家から高い評価を受けている製品です。特に、クルマ系YouTuberとして有名なCSKさんが高く評価したことなどから、SNSやレビューサイト「みんから」で注目を集めるようになりました。
この製品を製造するオートグリムは、1965年にイギリスで設立された歴史あるカーケミカルメーカーです。元々は中古車販売業者が業務用として開発した製品でしたが、その品質の高さから評判を呼び、1980年代には一般向けにも販売が開始されました。そして、1990年代には英国王室御用達の栄誉を獲得し、その地位を不動のものとしています。
日本では長年、安価で性能の良い「アーマーオール」が定番でしたが、独特の匂いが苦手というユーザーも少なくありませんでした。その点、オートグリムは爽やかな柑橘系の香りが特徴で、価格は少し高めなものの、その品質と使用感から多くのユーザーに選ばれています。
「AUTOGLYMにハズレなし」と言われるほど、ブランドへの信頼は厚いようです。歴史と実績が、その高い評価を裏付けていますね。
基本的な使い方と艶を調整するコツ

ビニール&ラバーケアの大きな特徴は、初心者でも簡単に施工できる手軽さにあります。水溶性のため、塗布面が濡れていても乾いていても使用できるのが便利なポイントです。
基本的な使い方は非常にシンプルです。
- 製品をよく振ってから、清潔な布やスポンジにスプレーします。
- 施工したい箇所に均一に塗り広げます。
- 仕上げに乾いた布で拭き上げます。
この製品の面白いところは、拭き上げのタイミングによって仕上がりの艶をコントロールできる点です。これにより、自分の好みに合わせた質感を実現できます。
艶の調整方法
鮮やかな輝き(ウェットな艶)を出したい場合:
製品をたっぷりと吹き付け、数分間放置して乾燥させてから、乾いた布で軽く磨き上げます。
落ち着いた自然な光沢(マットな艶)にしたい場合:
製品を少量だけ吹き付け、時間を置かずにすぐに乾いた布で拭き取ります。
特にダッシュボードへの施工は、光の反射が運転の妨げになる可能性があるため、安全のためにも艶を抑えた仕上げが推奨されています。最初は少量から試してみて、好みの艶感を見つけるのが良いでしょう。
ダッシュボードの傷と香りの口コミ
この製品が特に高く評価されている理由の一つが、ダッシュボードの小傷を目立たなくさせる効果です。Amazonやみんからのレビューでは、「ディーラーに相談しても消えないと言われた傷が、一回塗っただけでほとんど分からなくなった」「諦めかけていた傷が許容範囲になった」といった驚きの声が多数寄せられています。
これは、製品に含まれるシリコン被膜が細かい傷の凹凸を埋め、表面を滑らかにすることで光の乱反射を抑えるためと考えられます。特にレクサスRXやNX、新型60プリウスといった車種のソフトパッドやソフトレザー部分で効果を実感したという報告が多く見られます。
一方で、香りに関しては注意が必要な点も指摘されています。
香りと虫に関する注意点
ビニール&ラバーケアは爽やかな柑橘系の香りが特徴ですが、この香りに誘われて蜂などの昆虫が集まってきてしまうという口コミがあります。特に屋外で作業する際や、窓を開けて走行することが多い季節には少し注意が必要かもしれません。
傷消し効果は非常に魅力的ですが、使用環境によってはこの香りがデメリットになる可能性もあることを覚えておくと良いでしょう。
主な取扱い店と価格について

オートグリム ビニール&ラバーケアは、全国のカー用品店のほか、Amazonや楽天市場などの大手オンラインストアで手軽に購入することができます。特にオンラインストアでは正規輸入品が安定して供給されており、確実に入手可能です。
価格面では、かつて「高価なブランド」というイメージがありましたが、実際には非常にコストパフォーマンスに優れた製品と言えます。大容量の500mlボトルで提供されており、一度の施工で使用する量が少ないため、長期間にわたって使用することができます。
以下に製品の基本情報をまとめました。
製品名 | オートグリム ビニール&ラバー・ケア |
---|---|
容量 | 500ml |
参考価格(税込) | 1,760円前後(2025年8月時点) |
主な用途 | 車内外のビニール、ゴム、プラスチック、レザー装飾の保護・ツヤ出し |
レビューの中には「500mlあれば5年近く使えそう」「年間に換算すれば数百円。十二分に安価」といった声もあり、初期投資以上の価値を実感しているユーザーが多いようです。
オートグリム ビニール&ラバーケアの口コミと実践

- レビュー 口コミから見るリアルな使用感
- 内装プラスチック部分への施工レビュー
- レザーケアバームとしての代用は可能か
- タイヤへの使用と専用品との違い
- 総評:オートグリム ビニール&ラバーケア
レビュー 口コミから見るリアルな使用感

製品選びで最も気になるのは、実際に使った人たちの「本音」ではないでしょうか。ここでは、オートグリム ビニール&ラバーケアに関する様々なレビューや口コミを深掘りし、そのリアルな使用感に迫ります。良い点だけでなく、気になる点も公平に見ていくことで、より納得のいく判断材料となるはずです。
高く評価されるポイント:仕上がりの質と機能性
多くのユーザーから支持されているのは、何と言ってもその上品な仕上がりと優れた機能性です。従来の保護剤とは一線を画す、いくつかの特徴的なポイントが評価されています。
1. ベタつきのないサラサラな質感
まず、最も多く聞かれるのが「ベタつかずサラサラに仕上がる」という声です。これは製品が水溶性であるため、余分な溶剤が素早く揮発し、表面に均一なシリコン被膜だけが残るためと考えられます。油性の保護剤にありがちな施工後のベタつきやヌルつきがほとんどなく、触れても快適な状態を保ちます。
内装は今まで◯◯◯オールを使ってましたが艶感は良いのですがねっとり感が残り、ホコリが乗ると除去し難かったけど、この商品は艶がそこそこで乾きが良いので一度施工したらさらさらな上、ホコリも取りやすい。Amazonレビューより引用
2. ギラつかない自然な「サラツヤ感」
前述の通り、本製品は拭き上げのタイミングで艶を調整できるため、ユーザーの好みに合わせた質感を演出できます。特に評価が高いのは、光沢を抑えた「サラツヤ感」と呼ばれる自然な仕上がりです。まるで新車のような、あるいは高級車の純正内装を思わせる落ち着いた風合いは、過度なギラつきを嫌うユーザーから絶大な支持を得ています。
3. ホコリを寄せ付けない静電気防止効果
施工後のメリットとして「ホコリが付きにくくなった」という声も非常に多く見られます。これは製品が持つ静電気防止効果によるものです。ダッシュボードなどの樹脂パーツは静電気を帯びやすく、空気中のホコリを引き寄せてしまいますが、本製品でコーティングすることで表面の電気的な特性が中和され、ホコリが付着しにくくなるのです。これにより、日々の掃除の手間が格段に軽減されるという実用的なメリットがあります。
気になるポイント:使い勝手に関する意見
一方で、ポジティブな評価ばかりではありません。一部のユーザーからは使い勝手に関して気になる点が指摘されています。
「伸びが悪い」「弾かれる」と感じる原因と対策
原因:「伸びが悪い」と感じる主な理由は、製品が水溶性で浸透・乾燥が比較的早いためと考えられます。油性の製品に慣れていると、その使用感の違いに戸惑うことがあるかもしれません。また、「弾かれる」現象は、施工面に目に見えない油分や汚れが残っている場合に起こりがちです。
対策:これらの現象は、少しの工夫で改善できます。まず施工前には、固く絞った濡れタオルなどで表面の汚れをしっかり拭き取ることが重要です。また、マイクロファイバークロスではなく、化粧用パフや専用のスポンジアプリケーターを使用すると、液剤を均一に塗り伸ばしやすくなります。一度に広範囲を施工せず、パーツごとに区切って丁寧に作業することもムラを防ぐコツです。
このように、一部のネガティブな意見は製品の特性に起因するものが多く、使い方を工夫することで解消できるケースがほとんどです。むしろ、これらの特性がベタつきのなさやサラサラな仕上がりといった長所につながっていると理解すると良いでしょう。
内装プラスチック部分への施工レビュー

ビニール&ラバーケアの真価は、ダッシュボードだけに留まりません。車の内装には多種多様なプラスチック(樹脂)パーツが使われており、本製品はそのほとんどを保護し、美観を高めることができます。ここでは、具体的な施工箇所と、それによって得られる効果について詳しく解説します。
様々な樹脂パーツへの応用範囲
ユーザーレビューを見ると、実に様々な箇所でその効果が実感されています。単なるツヤ出し剤としてではなく、愛車の内装全体を保護するコーティング剤として活用されているのです。
- ドア内張り・ドアステップ(スカッフプレート):
乗り降りの際に靴で蹴ってしまいがちなこれらのパーツに施工することで、傷付きを予防し、付いてしまった汚れも落としやすくなります。 - センターコンソールやグローブボックス:
頻繁に手で触れたり、小物を置いたりする場所です。指紋や手垢の付着を防ぎ、美しい状態を維持するのに役立ちます。 - シート側面のプラスチックカバーやピラー内張り:
普段あまり意識しない部分ですが、こういった箇所まできれいに保つことで、車内全体の質感が格段に向上します。白っぽく劣化しやすい部分の保護にも最適です。 - ピアノブラックパーツ:
傷が目立ちやすいピアノブラックのパネルにも有効です。ただし、ムラになりやすいため、ごく少量を薄く塗り伸ばし、仕上げの乾拭きを丁寧に行うのがきれいに仕上げるコツです。
保護コーティング剤としての優れた性能
本製品が多くのパーツに有効なのは、表面に形成されるシリコン被膜が多様な保護機能を持っているためです。言ってしまえば、これは単なるツヤ出し剤ではなく、内装を守るための「見えない鎧」のような役割を果たします。
新型60プリウスの助手席ダッシュボートのソフトレザーに使いました。細かい傷が見えなくなっていい感じです。シフトレバー周りのプラスチックは傷が少し目立たくなった程度でした。事前に使用すると良さそうです。Amazonレビューより引用
このレビューが示すように、傷を目立たなくするだけでなく、「事前に使用する」ことで傷付き自体を防ぐ予防効果が期待できます。保護膜は紫外線(UV)による色褪せや白化、乗り降りの際の摩擦、飲み物をこぼした際のシミなど、内装を劣化させる様々な外的要因から素材を守ります。定期的に施工を続けることで、愛車の内装を長期にわたって新車に近いコンディションに保つことが可能になるのです。
レザーケアバームとしての代用は可能か

この製品はレザーにも使えるのでしょうか。公式な商品説明には「レザー装飾」「革シートの保護にも使えて」といった記述があり、一部のレザーパーツへの使用は可能とされています。
具体的には、ビニール製のドアやシートの縁、レザーで装飾されたダッシュボードやパネルなどが使用対象として挙げられています。実際に使用したユーザーからも「革の内張りにも使えるので、シートに飛んでしまっても大丈夫」という声があり、安心して使いやすいようです。
あくまで保護・ツヤ出し剤として
ただし、この製品はあくまでビニールやゴム、プラスチックが主体の保護・ツヤ出し剤です。本格的な革製品の汚れ落としや保湿を目的とした、専用のレザークリーナーやレザーケアバームとは役割が異なります。シート座面のような広範囲の本革部分に使用する場合は、まず目立たない場所で試すか、オートグリムの「レザー・ケア・バーム」のような専用品を使用することをおすすめします。
レザー装飾の保護や軽い艶出しといった目的であれば、ビニール&ラバーケアは十分にその役割を果たしてくれるでしょう。
タイヤへの使用と専用品との違い

ビニール&ラバーケアは外装にも使用でき、公式にタイヤへの使用も可能とされています。水溶性であるため、洗車後、濡れたままのタイヤにスプレーして乾燥させるだけで、ツヤのある保護被膜が完成します。この手軽さは大きなメリットです。
しかし、オートグリムにはタイヤやバンパー専用の製品もラインナップされており、それぞれに特徴があります。
インスタント・タイヤ・ドレッシング:
クリーニング効果と保護効果を合わせ持ったスプレータイプのタイヤ専用品。しっとりした自然な艶が特徴ですが、若干ベタ付くことがあるため内装への使用は推奨されていません。
バンパー&トリム・ジェル:
ウレタンバンパーやモールの保護に特化したジェルタイプ。耐久性が非常に高く、梨地のパーツをしっとり黒々と仕上げるのに効果的です。
ビニール&ラバーケアは内装・外装を問わずマルチに使える汎用性の高さが魅力ですが、タイヤの艶の持続性や、バンパーの黒さをより長持ちさせたい場合は、専用品を使い分けるのがベストな選択と言えそうです。
総評:オートグリム ビニール&ラバーケア
今回の記事のポイントを総括していきます。
- 英国王室御用達の歴史と信頼を持つブランド
- 車内外のビニール・ゴム・プラスチックに使える保護ツヤ出し剤
- SNSやレビューサイトで非常に高い評価を獲得
- 特にダッシュボードの細かい傷消し効果が話題
- 濡れたままでも乾いた状態でも手軽に施工可能
- 拭き取りのタイミングを変えることで艶の調整ができる
- 鮮やかな艶から自然なマット調まで好みの仕上がりに
- ベタつかずサラサラとした仕上がりでホコリを寄せ付けにくい
- 爽やかな柑橘系の香りが特徴
- 香りが原因で虫が寄ってくるという注意点も
- 一部のレザー装飾や革シートの保護にも使用可能
- タイヤにも使えるが専用品との使い分けがおすすめ
- 500mlの大容量でコストパフォーマンスに優れる
- 一部に伸びが悪く使いにくいという意見もある
- 内装の美観維持と保護を両立したいユーザーに最適