カー用品店ジェームスから、新しいオリジナル洗車ブランド「TAMAROU(タマロウ)」が誕生しました。洗車好きの間で早くも話題になっていますが、新ブランドということもあり、実際のところ評判はどうなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
特に、頑固な汚れに効くというホイールクリーナーの洗浄力や、目的別に選べるトップコート、クイックディティーラーといったコーティング剤の本当の実力、そして気になる耐久性について、SNS上の口コミだけでは判断が難しいと感じるかもしれません。やはり、メリットだけでなくデメリットもしっかりと把握した上で、購入を検討したいものですよね。
そこでこの記事では、現在公開されている情報や実際の利用者の口コミを基に、ジェームスの新ブランドTAMAROUの評判を多角的に分析します。各製品の特徴から使い方、どんな方におすすめできるのかまで、詳しく解説していきます。
- TAMAROUブランド全体のコンセプトやメリット・デメリット
- 各製品(ホイールクリーナーやコーティング剤)の具体的な特徴
- SNSなどで見られる初期の口コミや評価
- どのような方にTAMAROU製品がおすすめできるか
ジェームスの新ブランドTAMAROUとは?

- 洗車好きに向けた新ブランド
- TAMAROUブランドのメリット
- 現時点で考えられるデメリット
- SNSでの初期の口コミを紹介
洗車好きに向けた新ブランド

TAMAROUは、トヨタグループの一員であるトヨタモビリティパーツ株式会社が運営するカー用品店「ジェームス」から、新たに誕生したオリジナル洗車ブランドです。このブランドは、「洗車という共通の趣味を通じて、人と人の輪を広げたい」という温かい願いから生まれました。
そのコンセプトを体現するため、製品はプロの品質を求めるユーザーも納得できるレベルを目指しつつ、洗車初心者からこだわりを持つ上級者まで、誰もが使いやすく、満足のいく仕上がりを提供できるよう設計されています。
また、開発にあたっては、長年の実績を持つ大手老舗洗車メーカー「プロスタッフ(Prostaff)」と共同で行われました。これにより、確かな品質と信頼性を両立させています。今後はSNSやオフラインイベントなどを通じて、ユーザーとの交流も積極的に図っていくとのことで、今後の展開が楽しみなブランドと言えます。
TAMAROUブランドのメリット

TAMAROUブランドが持つメリットは、主に「確かな品質」と「ユーザー目線の使いやすさ」にあると考えられます。
まず、前述の通り、大手メーカーであるプロスタッフとの共同開発という点は、品質に対する安心感に直結します。長年培われてきた技術やノウハウが製品に注ぎ込まれているため、その性能には大いに期待が持てます。
加えて、ユーザーの使い勝手を細部まで考慮している点も大きな魅力です。例えば、ホイールクリーナーは2倍に希釈して使用できるためコストパフォーマンスが高く、コーティング剤の一部は車体が濡れたままでも施工可能です。さらに、鉄粉クリーナー特有の刺激臭をブルーベリーの香りで大幅に軽減するなど、洗車中の体験そのものを快適にする工夫が凝らされています。
現時点で考えられるデメリット

一方で、リリースされたばかりの新ブランドであるがゆえのデメリットや注意点も存在します。現時点で考えられるのは、「入手方法の限定性」と「長期的な実績の不足」の2点です。
まず、現在のところTAMAROU製品を購入できるのは、全国のジェームス実店舗と公式オンラインストア(Yahoo!ショッピング)に限られています。そのため、お住まいの地域によっては、やや手に入れにくいと感じる方もいるかもしれません。
また、新製品であるため、長期間にわたる耐久性や防汚性の持続力に関する実績データは、まだこれから蓄積されていく段階です。SNSなどでは高評価の口コミが見られますが、あらゆる環境下での性能については、今後さらに多くのユーザーレビューを参考にしていく必要があります。一部の口コミでは施工時にムラになりやすいとの指摘もあり、製品のポテンシャルを最大限に引き出すには、少し慣れが必要な場合があることも念頭に置くと良いでしょう。
SNSでの初期の口コミを紹介

SNS上では、TAMAROUの登場に期待する声と共に、先行モニターや早速購入したユーザーからの具体的な口コミが投稿され始めています。
良い評価としては、「想像以上に艶が出るしスリック性も最高」「拭いたそばからスリック性を感じられる」「撥水が実に良い」といった、特にコーティング剤の仕上がりの美しさや性能を称賛する声が目立ちます。プロスタッフとの共同開発という背景もあり、品質に対する期待が高いことがうかがえます。
「TAMAROUはウエット施工の方が良いかも(^^)(みんカラ)」
想像以上に艶出るしスリック性も最高ですね👍(Xより)
その一方で、「少しムラになり易い」「コーティング成分がかなり濃い」といった、施工の難易度に関する指摘も見受けられます。これは、高性能な成分が高濃度で配合されている裏返しとも考えられます。
「洗車後にドライ施工ですが少しムラになり易い💦コーティング成分かなり濃いのでウェット施工が良いかも⁈(みんカラ)」
「薬剤濃いのかな?濃色車だとちょっとムラになりやすいけど、乾拭きすれば直ぐに除去できます(^^)(Xより)」
この点について、使用者からは「ウェット施工(濡れたボディに施工)の方が良いかも」「乾拭きすれば直ぐに除去できる」といった、具体的な対策やコツも共有され始めており、購入を検討する上で非常に参考になる情報です。
ジェームスの新ブランドTAMAROUの製品ラインナップ

- 頑固な汚れを落とすホイールクリーナー
- 目的で選べる3種類のコーティング剤
- 艶出し重視のトップコート
- 汚れ除去もできるクイックディティーラー
- 各コーティング剤の耐久性まとめ
- TAMAROUのジェームスでの評判とおすすめな人
頑固な汚れを落とすホイールクリーナー
TAMAROUの『Wheel Cleaner』は、特に輸入車などで悩まされがちな、頑固なブレーキダストの除去に特化して開発された高濃度のホイールクリーナーです。
最大の特徴は、ブレーキダストに強力に反応する特殊な洗浄成分を高濃度で配合している点にあります。これにより、ホイールに突き刺さった鉄粉を化学反応で紫色に溶かし、楽に洗い流すことが可能です。深いサビにも効果を発揮するため、これまで諦めていたような汚れにもアプローチできます。
さらに、陰イオン、非イオン、両性という性質の異なる4種類の界面活性剤を贅沢に配合しており、総合的な洗浄力が非常に高い設計となっています。液ダレしにくいジェルと豊かな泡立ちで汚れに密着し、擦り洗いによる傷つきのリスクを軽減。
鉄粉クリーナー特有のツンとした臭いをブルーベリーの香りで大幅に抑え、快適に作業できるのも嬉しいポイントです。大容量470mlで、2倍まで希釈して使えるため、コストパフォーマンスにも優れています。
目的で選べる3種類のコーティング剤
TAMAROUのボディ用コーティング剤は、ユーザーの好みや目的に合わせて選べる3種類がラインナップされています。それぞれに異なる特徴があり、愛車の状態や求める仕上がりに応じて最適な一本を見つけることができます。
1つ目は、撥水性能だけを徹底的に追求した撥水特化型の『Swag Coating』。とにかくバチバチの撥水が好きな方におすすめです。
2つ目は、T1カルナバワックス成分を配合し、深い艶と滑らかな手触りを実現する『Top Coat』。こちらは撥水力に加えて、ボディの見た目の美しさを重視する方に適しています。
3つ目は、汚れを落としながら強撥水コーティングができる『Quick Detailer』です。軽い水アカなどを除去できるため、日々のメンテナンスに便利な一本となります。
これらの製品は単体で使用するだけでなく、「Top Coat」で艶を出した上に「Swag Coating」を重ねて強力な撥水性をプラスするなど、組み合わせて使用することも可能です。
艶出し重視のトップコート
『Top Coat』は、超極上の艶と強力な撥水を両立させることを目指して開発されたコーティング剤です。その艶の秘密は、高級ワックスの代名詞とも言える「T1カルナバワックス」成分を配合している点にあります。これにより、塗装面に濡れたような深く美しい光沢を与えます。
もちろん、艶だけでなく撥水性能も抜かりありません。高撥水のケイ素系レジンを配合しており、水を弾く力も強力です。施工後はボディがツルツルになり、滑らかな手触りと高いスリック性(滑り性)が得られるため、洗車後の拭き上げも楽になります。
また、薄く塗り込むことで微細な洗車キズなどを目立たなくさせる効果も期待できます。ノーコンパウンドで全塗装色に対応し、紫外線吸収剤も配合。約3ヶ月間、その美しい状態が持続します。品質にこだわったMADE IN JAPAN製品です。
汚れ除去もできるクイックディティーラー
『Quick Detailer』は、その名の通り、素早く手軽に愛車のメンテナンスができるコーティング剤です。最大の特徴は、汚れの除去と高撥水コーティングを一度の作業で同時に行える点にあります。
独自の「水系エマルション技術」により、洗浄しながらコーティング被膜を形成することを可能にしました。さらに油分除去成分を配合しているため、洗車だけでは落ちにくい軽い水アカや水ダレといった汚れを除去する効果も期待できます。
コーティング性能としては、高撥水タイプのケイ素系レジンを配合し、雨の日も安心の撥水力を発揮。加えて4種類のケイ素系艶出し成分が、滑らかな手触りとスリック性をボディに与えます。こちらも薄塗りすることで高い傷消し効果を発揮し、約2ヶ月間、その効果が持続します。コーティング施工後の定期的なメンテナンス剤として使用するのにも最適です。
各コーティング剤の耐久性まとめ
TAMAROUの3種類のコーティング剤は、それぞれ特徴が異なるのと同様に、持続する耐久期間にも違いがあります。自分の洗車スタイルや求める性能に合わせて製品を選ぶ際の、重要な判断材料になります。
各製品の公式発表されている耐久期間の目安を、以下に表でまとめました。
製品名 | 主な特徴 | 耐久期間(目安) |
---|---|---|
Swag Coating | 撥水性能に特化 | 約3ヶ月 |
Top Coat | T1カルナバ配合の極艶と強撥水 | 約3ヶ月 |
Quick Detailer | 汚れ除去と高撥水コート(メンテナンス) | 約2ヶ月 |
このように、『Swag Coating』と『Top Coat』はベースとなるコーティング剤として約3ヶ月の耐久性を持つのに対し、『Quick Detailer』はメンテナンス用途を主としているため、約2ヶ月となっています。
例えば、最初に『Top Coat』で深い艶の土台を作り、その効果を持続させるために、数週間から1ヶ月に一度『Quick Detailer』でメンテナンスを行う、といった使い方が考えられます。これにより、常に愛車を美しい状態で保つことが容易になります。
TAMAROUのジェームスでの評判とおすすめな人

ここまで、ジェームスの新ブランドTAMAROUの評判や各製品の特徴を詳しく解説してきました。最後に、この記事の要点をまとめます。
- ジェームスが展開するオリジナルの洗車ブランド
- 大手メーカー「プロスタッフ」との共同開発による信頼性
- コンセプトは洗車を通じたユーザー同士のコミュニケーション
- 初心者から上級者まで満足できる品質を目指した製品設計
- Wheel Cleanerは頑固なブレーキダスト除去に特化
- 不快な臭いを軽減したブルーベリーの香りが特徴
- コーティング剤は求める仕上がりに合わせて3種類から選択可能
- Swag Coatingは撥水性能を最優先したい人向け
- Top CoatはT1カルナバワックス配合で深い艶を重視する人向け
- Quick Detailerは洗浄とコーティングを同時に行いたいメンテナンス派に最適
- 複数のコーティング剤を重ね塗りして性能を高めることもできる
- SNSの初期口コミでは艶やスリック性、撥水力が高く評価されている
- 一方で成分が濃いため施工時にムラになりやすいとの声もある
- ウェット施工や丁寧な乾拭きなど施工方法の工夫で対応できる可能性
- 現在はジェームス店舗と公式オンラインストアでの限定販売
- 今後の製品ラインナップの拡充やイベント展開にも期待が集まる
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